みやびんの日常

日常のどうでもいい話をぶつぶつ言います。たまに、胡散臭い話もします。

オデッセイ 2D通常版

2016年日本公開 アメリカ

あらすじ・・は、wiki先生の所に詳しく書いてあるので割愛します(笑)

ざくっと書くと、火星探査をしていたら、砂嵐による事故で主人公マーク・ワトニー(マット・デイモン)が吹っ飛ばされる。
クルーは、彼は死んだと思い、彼を残して火星を緊急離脱。

どっこい、生きていた主人公。
次の有人探査船が来るまで4年かかる。
備蓄していた食料ではとても足りない。
そこで植物学者である彼は、じゃがいもの栽培を試みたりして、火星サバイバル&救出映画なのが、このオデッセイです。

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感想
SFなのでIMAXで観ようかと思ったけど、CMなどを見た感じ、ひたすら火星の砂漠シーンのようだったので、近くの映画館で3Dでもなく、普通の2D版字幕で観てきました。

CMでは公開してすぐは、陽気な音楽と共に楽しそうに芋栽培をしている場面が流れていたので、火星版トム・ソーヤみたいなんだろうなと思ってました。
で、最近になって「70億人が彼の還りを待っている」とシリアス色を押し出したCMにかわりましたね。

まず、思った事。
これは、真面目でリアルなSFでした。
ゼロ・グラビティとか、インターステラーとかみたいな。(インターステラーは多少ファンタジー?入ってるけど)
科学や技術の部分などは、きちんと専門家が監修に入っているのがよくわかる感じでリアリティがありました。

この映画の前知識はありませんでしたが、火星は実は、以外と遠い。というのをテレビでやってたのを見ました。衛星軌道の関係ですね。
これから見る方は、ちょっと知っといたほうがいいかも情報。
宇宙情報センター / SPACE INFORMATION CENTER :ホーマン軌道

で、火星ひとりぼっちを本当にリアルにしてしまうと、ひたすら暗く悲壮な映画になってしまうと思うけど、そこへマット・デイモンですよ。
アクの強い役が多い彼ですが、今回は普通の人?の役を、とても楽しそうに演じてました。
というか「絶対にあきらめない!」という超前向きな所とかが。

これはもうラストは予定調和だろうなというのは、すぐにわかりその通りなのですが、
・真面目に作ってみました。
・でも重くならないように、軽快に仕上げてみました。
・娯楽映画ですから!
という感じでしょうか。

あと70年代のディスコミュージックが流れます。(クラブではなく、ディスコであるw)
これの音楽チョイスが、テーマの重さを軽減して、とてもよく合ってました。
ガーディアンズオブギャラクシーでも、この年代の音楽使ってたけど、SFに以外に合いますね。

そんで、このディスコミュージックは船長(女性)の趣味なのですが、船長は音楽の趣味が悪い!と散々文句をいいながら、でも長い絶望と孤独を音楽で癒していたんだろうなと思いました。

という訳で、この映画は、SF(スペースファンタジー)というよりはSF(サイエンスフィクション)に近いけど、ほとんど現代では実現可能な化学が表現されているようなので、空想科学というのもなぁ・・。
分類は、宇宙映画でいいんではないでしょうか。

疑問に思ったのは、火星って重力小さくなかったっけ?という所ですが、リドリー・スコット監督は、あえてその表現をしなかったそうです。
何でかは知らん>リンク先が英語であったため(笑)

絶望的な状況でも決してあきらめない。
あきらめたらそこで試合終了(人生終了)ですよ。
というのを体現している映画なので、中校生~20代くらいの若い子に観てほしい映画かなと思いました。

という事で、えー?SF?内容重いし、SF用語連発されてもワカンナイシーという人でも、サラッと観れる映画に仕上がっているので(淡々とはしてるけど)難しいのワカンナーイという人でも大丈夫だと思います(笑)

ちなみにラストに一瞬、英語のメッセージがポンッと出ますが、これ猿の惑星でも出てたやつ。
アメリカ映画では、よくあるらしいです。

内容は、この映画の制作、配給によって〇万人の雇用が生まれたんだよ!ってな事が描いてあるらしいです。
オデッセイの場合は、15000人の雇用があったそうな。

うん、最近の超大作のエンドロールのほとんどを占めているのは、画像処理をしている人らの名前ですね・・もうすんごい数でした(笑)
火星の風景もぜーんぶ、画像処理だそうです。

そういや予告で観たけど、夏にインデペンデンスデイ2やるね!
ジェフ・ゴールドブラム好きなんだよおお。
壮大に仕上がっているようなので、これはIMAXで観に行く決定!楽しみ!


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