みやびんの日常

日常のどうでもいい話をぶつぶつ言います。たまに、胡散臭い話もします。

映画:「エンド・オブ・キングダム」ネタバレ レビュー

エンド・オブ・キングダムを劇場でみてきました。

2016年公開 アメリカ、イギリス、ブルガリア

この作品は、2013年 アメリカ制作「エンド・オブ・ホワイトハウス」の続編にあたります。

…多分、2013年の方は観てる・・けど、全然覚えてなす。
まぁ覚えてなくても大丈夫そうなので復習はナシで、仕事後に、レイトショーにて鑑賞。

あらすじ

イギリスの首相が謎の死を遂げ、ロンドンで行われる葬儀にアメリカ合衆国大統領ベンジャミン(アーロン・エッカート)が出席することに。2年前にテログループによるホワイトハウス陥落に立ち向かったシークレットサービスのマイク(ジェラルド・バトラー)も彼を護衛するために同行する。各国首脳がロンドンへと結集する中、彼らをターゲットにした同時多発テロが発生。歴史的建造物が次々と崩壊し、犠牲者が続出する。マイクとベンジャミン大統領は世界を混乱から救おうと立ち上がるが……。シネマトゥデイより

感想(ネタバレ含みます)

テロリストモノです。
本来、自分でチョイスしてみるジャンルではないのですが、どうしても映画がみたい!何でもいいから観たい!って事で、仕事終了してから間に合うレイトショーの中から選んだので・・普通に衛星放送を録画したやつ見てたら、この作品はレビュー書かないw

自分の好みの映画ではなかった場合、どうしてもdisりの方向になってしまうし、ネガティブコメントはあまり好きではないので、極力しないようにしてるんやけど…。
しかしやな。今日は突っ込ませてもらうで!w

さて、まず「イッテQ」のウッチャン扮する「ヘルメットおじさんブラック」を頭の中に登場させてください。
そして、下のセリフをヘルメットおじさんブラックで脳内変換して読んでください。
今日は彼に代弁してもらおうかと思いますw

突っ込みどころ


イッテQ ヘルメットおじさんブラック 再登場&ホテルの悪口

「うっすい(薄い)!」
「設定がうっすいんだよぅ」

「各国首脳が集まるのに、ほとんどの首脳が護衛をつけてないってのは、どういう事だ?お前たちを食ってやろうか!」

「おまけに日本の首相の殺され方」

「雑っっ」

「橋の上で護衛もナシで渋滞に普通にハマってるって!日本の首相が一般人と混ざって渋滞って!!車内は運転手と二人きりで、前後に警備隊もいやしねぇ。ありえねぇ!食ってやろうか!」

はい、すみませんブラックさんありがとうございましたw

では、ところどころ、心の中で突っ込んだシーンをば。

・爆破シーンが凄くて、破壊音に耳が痛くなりますがロンドンの主要な建物や車が爆破されまくります。その爆破シーンをみて。
VFX隊頑張ってるな…)とオモイマシタ・・・。
エンドロールみたら、エフェクトスタッフとして出ていた名前は、会社ごとで、1つの会社は少人数でした。
小さい会社をかき集めたのでしょう。予算関係が大変だったのが伺えます。
予算ないのに大都市で爆破系するなら、もうCGにするしかないんやろうけど、そこは脚本ミスやったんちゃうんかなー、ロンドンという都会を舞台にしたのが、そもそもちょっと失敗やった気がしないでもない。

・バッキンガム宮殿で王宮警備隊(黒くて長い帽子に赤いジャケット着てる)が、行進のデモンストレーションをしていました。
それを、やはりろくな護衛もつけずに観ているドイツの女性首相。
近くでどっかの首相の車が爆発した音を合図に、警備隊が一斉に市民と首相に向けて銃を乱射。
ええっ!そこ!?(警備隊?)

・日本の首相が落ちた橋・・あれ、もしかしてロンドン橋?じゃなくてタワーブリッジかな・・どっちにしても

♪London bridge is falling down,
Falling down, falling down,
London bridge is falling down,
My fair Lady.♪

をやりたかったんちゃうか!!!

とまぁ、ここまでdisってきましたが(まだアルけどこんなもんで許したろw)
泣きそうになったシーンもあったんですよ。

泣きかけたシーン

テロリストから、からくも逃げ出して大統領専用のヘリコプターに乗り込みます。
ヘリコプターは3機。
大統領と主人公が乗っている1号機と護衛の2号機、3号機。

やれやれ…としてたら、地上からバカバカ飛んでくる地対空ランチャー(スティンガー?)
3号機は一瞬で撃破され、残った2機は、ランチャーのレーダーに捕捉されたとアラームが鳴る中、フレアというミサイル回避兵器を使用して回避するも、2機ともフレア切れ。

1号機パイロット「フレアなし!」
2号機パイロット「フレアなし!」
1号機パイロット「2号機は当機のサポートに回るように」
2号機パイロット「…了解」

2号機は機首を後ろに回して、1号機の盾になって撃沈しました。

このね、2号機パイロットの人。声のみ出演で顔も出ていない。
無線での交信なので淡々としてるんだけど「…了解(英語でラジャーじゃなかった気がする。聞き取れなかった)」の…←間(マ)の部分。
1秒くらいだったろうか。
一瞬で死を決意して受け入れたというのが、この一言での、この「マ」でわかって、うるっっとキタ。
すごい演技力だなと思いました。

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フレアで回避しているシーン。攻撃用のヘリでは、ないみたいです。

結局は、武器商人で最重要危険人物の6番目というラスボスを世界のG8がドローンによる攻撃を承認し、攻撃されて、そこでラスボスは何とか助かったけど、家族をみんな失った為に起こした逆恨みテロ行為なのですが。

大統領を公開処刑しようとしていた中ボスが、爆発の炎が迫ってきた時にみせた観念した顔とか。
副大統領(モーガンフリーマン)から「上を見ろ」と電話で言われて、見上げた時にみせた少し微笑した、この顔も「覚悟」はしていた顔に受け取れました。

心理描写による表情などの細かい部分は、監督さんの指示なのか、演者さんの力量なのかはわかりませんが。

監督さんはイラクの新進気鋭の監督さんらしいです。

なので、アメリカに対する「ちょっとアメリカの軍事関係のやり方って、いかがなものか!?」というのが心の底にあるんちゃうんカナと思いました。

映画って当然、主人公の目線になってますが、あっさりとボコボコ死んでいくモブの1人1人にも、そのモブの視点で見ると、実はいろんなドラマがあるねんな。

みやびあんという映画の主人公はみやびあん、あなたの映画の主人公はあなた。
会社の人、道ですれ違った人。すべての人に色んなドラマがあるねんな。

何てこともちょっと考えた映画でした。

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しかし、やはり私の中では、ホワイトハウス・ダウン圧勝やな…。

※「エンド・オブ・ホワイトハウス」と「ホワイトハウス・ダウン」は内容被りで同時期に公開されてたんやて。
知らんかった。ホワイトハウス・ダウンはレビュー書いちゃうくらい印象に残ってたけど・・。
miyabi-16.hatenablog.com


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