みやびんの日常

日常のどうでもいい話をぶつぶつ言います。たまに、胡散臭い話もします。

貴志祐介-新世界より 他

貴志祐介さんの作品は、割と好きでよく読んでます。
最近読んだ、この「新世界より」は、上・中・下の3巻出ています。

舞台は、今から約1000年後の日本。
この世界の人達はみな「呪力」-超能力を持っています。
暮らしぶりは、電気は最低限で、水路を船で呪力で動かしたりと、とてもローカルな暮らしをしている様子。
生物相もミノシロモドキとか、バケネズミとか、今の世界にはいない動物達が出てきます。

上巻の最初の方は、貴志祐介テイストがあまり感じられず?恩田陸さんの世界観みたいな感じで、あまり進みませんでした(恩田陸さんは、好きな作品と読み進まない作品と、両極端に分かれます。光の帝国シリーズは大好き)

まぁファンタジーですね。
貴志祐介さんがファンタジーに最初に挑戦したのは、硝子のハンマーらしいですが、こちらは読んでません。

話を戻しますが、途中までは読み進むのが大変だったんだけど、上巻の後半からラストまで、一気に読みました。

凄くおもすろかったです。

「ダーク・ゾーン」(上・下巻)は、将棋+戦闘モノのファンタジーですが(将棋がわからなくても面白いです)この方の作品は、どれも

「え?どうなるの?で?どうなるの?」という、テンポの良さと展開の斬新さが凄くいいので、つい引き込まれてしまいます。

ダーク・ゾーンに至っては「ええええ!!そのオチはあかんやろう!!」と、つい突っ込んでしまったけど(笑)

今まで読んで他に面白かったなと思ったのが
「黒い家」
お化けとかSFホラーではなく、人間的な心理描写の怖さがあるホラーです。
映画化もしてますね。大竹しのぶさんがハマり役すぎて怖かった(笑)

「クリムゾンの迷宮」
最近の映画とかでよくみるような設定ですが、目が覚めたら他の星?ここはどこだ?
そうして始まるサバイバルゲームの真相は・・・。って感じのあらすじですが、昔流行ったゲームブックというんでしょうか?
この数字を選んだら何ページへ。という指示があって、最後のエンディングが選択によってかわっていくという。
それを意識した作品みたいです。
これは映画化したら、脚本によっては面白いんじゃないかなぁと思いました。

「天使の囀り(さえずり)」
・・・ゾワゾワっとくる怖さです(笑)
もうこのゾワゾワ感を感じさせる作品は、他にないのではないかというゾワゾワ感(笑)
(お化けモノではないです)
これは、絶対に実写化しないでください(笑)ダメ、絶対。

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