WOWOWオンデマンドのメニューをみてたら目に付いたので観ました。
ドキュメンタリーです。
ホイットニー・ヒューストン、グラミー賞授賞式直前の衝撃の死までを追ったドキュメンタリー。幼少期から薬物依存症との闘いなど彼女の人生を振り返る。
WOWOWより引用させて頂きました
私生活、ライブの裏側の映像と、親族や当時の関係者のインタビューなどで構成されています。
2010年に来日した時に、ライブに行きましたが、これがラストになりました…。
この時、もの凄い咳き込んでて、苦しそうで。
よく歌えるなぁ!と思ったほどでしたが…そうだったんや…。
いや、あの時は本当に風邪ひいてたんやと思いますけど。
実際も、年月とともに、どんどん「キー」は下がっていったそうです。高音が出なくて…。
さて、ホイットニーといえば、日本人でも誰でも知ってるという程の有名人。
日本で流行りだしたのは映画「ボディガード」あたりかな、と思う。
この「アメリカの有名人」の裾野の広さといったら…。
「アメリカン・アイドル」というシンガー発掘番組で、挑戦者たちが歌う曲のほとんどを知らないという…。
でも、参加者や審査員たち、みんなソラで一緒に歌ってるので、有名な曲なんやろなと予想をつけつつ聞いてました。
80年代は日本にも「洋楽」が入ってきてて、音楽番組もたくさんあったけど、以降、私も積極的に取りに行ってないのもあるせいか、本当に1部の人しか知らんなと。
そんな「超ビックネーム」の彼女の苦悩というか…。
ビックネームだからこその苦悩というか。
元々とても繊細で自己評価が低かったようです。
自分に自信がなかったと。
ええぇ…あれだけの才能があって…ですよ。
光が当たると影ができるけど、光が強烈すぎるとできる影も濃いのだな…と。
どの分野でも、成功したいなら、成功した後の覚悟というものも必要なのだという事でしょう。
特に芸能界は特殊やと思うし。
インタビューでも
「この世界に入る前にきちんと自己を確立しておかないとダメね」と言ってました。
本当の。本来の自分でいられない、という苦悩。
それがとても深かったようです。
親族や友達をスタッフに起用していたので、彼女が働き続けないと皆、職を失ってしまうから、と。
真面目だったんでしょうね。
この人の歌声は、私も「唯一無二」やと思う。
印象的だったのが、ドラムの人が言っていた
「彼女を後ろから見てると、背中がぶわっと広がるんだ。ボディビルダーみたいにね」
歌は実は腹筋も大事ですが「背中で歌う」とオペラ歌手?千の風になっての人やったかな?も言ってた。
改めて画面に写ってる背中を見ると、本当にキレイな背筋です。
彼女の歌声は、まさに「天賦の才」で、自身もそれを知っていて。
神様から貰った喉と体を大事に出来なかった。と言っていた人がいましたが。
耳が痛い…。
私はただの凡人ですが、この身体は神様から貰ったもの。だと最近は思っているのですが、ちゃんと大事に…出来てないなぁ、ごめんなさい😢
そして垣間見えるアメリカの闇。
いや、闇はあるの、どこにでも。
光もあるし闇もある。そうゆー世界だから。
それがどうこうって話ではないんですけど、日本が幸いだな、と思うのは、少なくとも人種問題と銃がない事。薬物も一般的ではない、という事。
薬物は、芸能人がたまに捕まってますが、毎回思う。
(どこで買うねん)
いや、断固いらんけど。
そんくらい一般的ではなく、これは本当に幸運な事やなって。
あとから改めてホイットニーを調べてめちゃくちゃ驚きました。
ホイットニーだけでなく、ホイットニーの娘さん、その娘さんの恋人(この方は詳細不明)、娘さんの第1発見者、元旦那ボビーブラウンの(前妻との)息子さん…みんな…
誰でも間違いは犯します。
後悔して反省して、前を向いてく。
それを繰り返して、少しづつ間違えない自分になっていけたら。
いつかは、自分に誇れる自分になれたらいいよね。
でも間違えて反省しても、前を向く機会を奪われてしまう、それが薬物やと思います。
「ダメ」な事も「絶対」な事も究極的には、ほぼ。ないと思うんです。
でもあえて言います。
ダメ絶対。
最後に
あなたの歌声は本当に大好きです。
これからもきっとずっと大好きやと思います。
ありがとうございました。
御魂が安らかでありますように。