みやびあん

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天才スピヴェット

2013年公開 フランス・カナダ

フランス映画かぁ・・↓
miyabi-16.hatenablog.com

しかし、WOWOWで「珠玉の映画を観てほしい」という「W座からの招待状」というコーナーでの作品である。
このW座上映作品は、割とハズレが少ないので、観てみたら、だいぶおもろかったです。
すみません、フランス映画(笑)

舞台はアメリカの西部。全編、英語。アメリカ人が主人公です。

ネタバレあらすじ

アメリカ西部に住む10歳の「T.S君」(←略称ではなく名前)が主人公。
家族構成は、カウボーイかぶれのお父さん、昆虫博士(Dr.)なお母さん、女優にあこがれる姉、カウボーイかぶれ父似の肉体派な銃が大好きな二卵性双生児の弟。
この一家が、アメリカ西部(モンタナ州)の超ド田舎の農場で暮らしてました。

ある日、納谷で弟と「銃による音波の実験」をしていた所、銃が暴発して弟は亡くなります。
弟が亡くなったシーンは、さらっと流してますが、ここが実はポイントになっています。

学校では、先生に「天才ぶりたいんだろう!?」とその才能を認めてもらうどころか、なぜか軽蔑?され、家族とも違和感を感じながら、日々暮らしていく中で、彼は理論的には不可能と言われている半永久運動をする「磁気車輪」の図案を考案。
スミソニアン(博物館)に送ります。
これが、ベアード賞という日本では聞いた事のないけど、すごいらしい賞を受賞します。
授賞式に出席してスピーチをしてくれとスミソニアン博物館から電話がかかってきますが、先方は、まさか10歳の少年がこの図案を描いたとは思わずに父親と勘違い。
授賞式には出たいけど、学校があるし・・自分が描いたと電話で言っても信じてもらえないだろうと思った彼は、その場はうまくやりすごし、いったんは断ります。

しかし、どうしても埋まらない家族との溝。
父親はカウボーイ、母親は夫の愛情が感じられず、孤独感から昆虫に夢中、姉は美人コンテストにしか興味がなく、自分の居場所がわからない感じ。
そこで家出を決意して、ベアード賞のスピーチをするために、スミソニアン(ワシントン)に向かいます。

貨物列車に無賃乗車で乗り込み、モンタナ州からワシントンまでアメリカ大陸を横断する旅へ。

何とかスミソニアンに着き、館長のオバハンに「自分がT.Sスピヴェットです。実は両親は亡くなってて孤児です」と説明します。
最初は、HA-?お父さんじゃなくキミが?な顔だったオバハンですが、話せばわかる、その賢さ。
「自分が天才少年を発見した!」みたいな感じで狂喜乱舞。

舞い上がったオバハンに連れまわされ、脳波測定?や取材などを受け、いよいよ授賞式へ。
自分で好きで来たはずなのに、表情は晴れ晴れしているわけではなく、何となく憂鬱な感じなT.S君。
そこで、彼は自分の本当の気持ちをスピーチします。

それは、弟が目の前で亡くなった事で、ずっと自分を責めていた家族にも言えなかった本当の気持ちでした。
その姿を会場の2階席からコッソリ見守っているお母さん。

次はアメリカの高視聴率なTVショーへの出演です。
インタビュー形式のその番組で、弟の死に対して、いじわる的なというか、ミスリードを誘うような質問をされたりしている所へ、サプライズでお母さん登場。

お母さんは、司会者を無視して、「弟の死」について、大きなトラウマを抱えていた息子に語りかけます。
子供が銃を自由に扱える環境にあった事。
子供だけで銃を扱っていて、そばで見守るべき大人がいなかった事。
悪いのはあなたではない。
誰が悪いかと言われれば、それをしなかった大人が悪い。
お父さんも言っていた。「起こるべきことが、起こっただけだ」と。
あなたは悪くない。誰も悪くないのよ、と。
あなたの苦悩に気づかなくてごめんなさい。

というような事を司会者ぶっちして話し「で?帰る?残る?」と聞くお母さん。
「帰る!!」と、飛び上がってお母さんに抱き着き、2人でスタジオから出ていきます。
収録途中なので追いかけるTVマン達。
TV局の出口では、お父さんも迎えに来ていて、お母さんは、スミソニアン館長を、お父さんは、TVショーの司会者を、パンチしてみんなで仲良く帰りました。

その後、農場にて。
相変わらず何かを描いて研究しているT.S君。
お父さんはマイペースにカウボーイをし、やっぱり自分は愛されてないわ!と嘆くお母さん。
「愛されてないなら赤ちゃんできないでしょ!」と、それをなだめる息子と姉。
そう、お母さんのお腹には、新しい命が宿っているのでした。

ラストシーンは、「磁気車輪」が動力となって揺れている赤ちゃんの揺り籠でした。

感想

長々とあらすじを書きましたが、ところどころコメディタッチで、クスッと笑えるシーンもありの、実は深く考えさせられる題材が潜んでいたんだなという物語でした。

主人公であるT.S君役の男の子は、天才の役でしたが、演技的にも天才子役な感じだし、何より可愛い。
本当に賢そうで、天才役が嫌味になってませんでした。

このお話で一番言いたいのは、銃社会のアメリカどうなのよ?って事なのかなと。
実際に、銃に関する子供の事故なんかも後を絶たないみたいだし。
日本からしたら、信じられない環境であるし、それだけ安全である日本は、やっぱり凄いなと。

それに含めて、家族の絆、夫婦間問題なんかも、盛り込んでありますね。

あと、実際に、見た事はないけど、アメリカのTVショー。
超有名司会者が、インタビュー形式でゲストを招いて対談する形で「面白ければ何でもいい。視聴者は、過激とか悲劇を好むのだ。大げさにそこをクローズアップしてやる」みたいなシーンを、いろんな映画で見ました。
映画でそうやって多々描かれるって事は、実際にそうなんだろうなと思うので、もうこれを皮肉っているとしか、思えなかった(笑)

コメディタッチで、重さを感じさせないように、でも深い題材に気づかせるという、これはもう哲学大好き?フランス映画だからこそ出来たのかなと、思います。
「アメリ」の監督だそうです。アメリ観てませんけど・・^^;

とても印象深い一作になりました。

一番笑ったのは、ろっ骨を折ったT.S君を、舞い上がった館長が思い切り抱きしめて、彼が悲鳴を上げるシーンでした(笑)

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