「強制除霊師・斎」※1
の最新刊の10巻がこの前出たので買ったのですが。
内容の中に、東日本大震災の時の漫画もありました。
斎(いつき)さんは埼玉在住だったらしいのですが、あの日、地震で外に出て空を見上げたら…。
ものすごい数の方達が、「上」に上がっていったのが見えたそうです。
霊能者として、いつかは被災地に行かなければ、としばらく経って実行されるのですけど。
訪れた現地は、未成仏霊も不浄もその前からいたであろう浮遊霊も何もなかったと。
「恐らく天界が犠牲者も浮遊霊も一緒くたに引き上げたんだろう」との事でした。
これに類似する事は
桜井識子さん※2 の
「神仏のなみだ」という著書の中でも書かれてました。
「神仏のなみだ」という本は、津波ラインにそって残っていた神社仏閣を取材したものです。
あの日は、本当にたくさんの神仏たちが動いたそうです。
取材当時でも、ほとんどの神仏が疲弊しきって話せる状態ではなく、休まれている状態だったと。
復活するのにだいぶ時間がかかるそうです。
(空を飛べる飛龍さんは復活が早かったそうです)
そして水のエネルギーを抑えるためにチカラを使い果たして消滅されてしまった神様もいらしたのではないか、という事でした。
泣いた。
よく災害があると
「なぜ神様は助けてくれなかったのか?」という疑問を見る事がありましたが…。
自然災害は神様?(天界?)も直前にならないとわからないらしいです。
そして事が起きれば助けようと懸命に動いてくださっています。
斎さんいわく、富士山などの火山や各地の断層なども地域の神仏達が抑えていてくれているそうです。
火山のエネルギーを下手に流すと地震のエネルギーとなってしまったりして、なかなか難しい所のようですが。
ただ、昨今はそういった感謝の気持ちで参拝する人も減ってきてるから…と書かれていて…。
人々の感謝の祈りが神様たちのチカラの元。と考えると…心に刻まなくては。と思いました。
あと最近ではコロナでご神事とか中止になっちゃったりしてるし…ね…。
私の今年のテーマは
「REMEMBER TO GIVE STANKS(感謝を忘れない)」
今年だけじゃなく人生のテーマのひとつにしておきたいと思います。
何となく漫画とルポライターさんの記事がリンクしたので、つらつら書いてみました。
最後に斎さんの東日本の被災地を霊視した時の言葉を書いておきます。
東日本だけじゃなく全ての被災地に当てはまると思います。
「私が見る限り多くの人が既に天界に上がっているから、残された人は安心して欲しい」
※1
「強制除霊師・斎」
作画:小林薫
監修:斎
実在した霊能者の方の漫画で、現在までに10巻出ています。
斎さんは2018年に癌でこの世を去られています。
※2
桜井識子さんは、私なんぞが紹介するまでもない有名なスピリチュアルリスト。
神仏と対話ができる方です。
自称神仏と話せるという方で、私が初めて「胡散臭くない」と思った方でもあります。
ブログや書籍からも人柄の良さが伝わります。
著作多数。