みやびんの日常

日常のどうでもいい話をぶつぶつ言います。たまに、胡散臭い話もします。

ある日の妄想

お寺に納経した帰り道。
お供えのお花を仏様は喜んでくれるかな。
とボンヤリ考えながら原チャリで走っていた。
仏様は、その気持ちをくみ取り、例え野の花でもきっと喜んでくださるのでしょう。
と思った瞬間。
頭に浮かんだ小さな少女。
丈の短い着物?浴衣?を着て、しゃがんでいる。
小さな手には、小さな小さな野の花。
摘んだ花を横にいる大人にかざしているワンシーン。
これは?と思う間もなく、胸が熱くなり涙が出そうになる。
何だろう?前世?この子?横にいる姿がハッキリ見えない大人?
それとも過去の記憶を拾った?
とパニクりながら考えていた瞬間、ひらめく。
これは、仏様視点?
しゃがんでいる少女と同じ高さ⋯お地蔵さん?
などと思っていると、更に涙が溢れそうになり、賢明にこらえた。
だって、原チャリ走らせながら号泣してるオバハンどうよ?ヤバイよ💦

無邪気な少女。純粋な信仰心。
胸が熱くなるほどの愛おしさ。

全部妄想で気のせいかもしれないけれど。
理不尽な愛おしさだけが、胸に残っています。

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